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銀座穴子専門店にて〓山口「東洋美人 純米吟醸」味わい、バランスともに素晴らしいが値段を考えると 銀座の「あなごや はかりめ」さんで三杯目にいただいた山口県田万川町にある澄川酒造場さんが醸すお酒はこれです。 「東洋美人 純米吟醸」。 山田錦を50%まで磨いた美酒です。 澄川酒造場さんの実力を持ってすれば、はずれであるはずがありません。 いただきます。 ふむ、前二つよりもはるかに芳しい上立ち香がいたします。 心地よい気分を楽しみながら口に含むと、含み香も山田錦吟醸らしい馥郁たるものの、決してでしゃばらない香りを感じながら、山廃純米よりはずっと細身の旨味がするりと入り込んできます。 舌の上で転がすと、旨味は元気に膨らみ、適度な酸味を吐き出します。 追いかけてくる辛さとはお互い主役を交互に譲り合いながら、味わいを奏でてくれます。 呑み下す頃になって、旨味は小さくなり、最後は辛さが主役となって、一気に引いていきます。 三杯の中で最も味わいのバランスがよい優等生酒ですね。 でも、味わいの差はわずかです。 山田錦の磨き具合は60%、55%、50%の差ですものね。 その割りにこのお
銀座穴子専門店にて〓山口「東洋美人 山廃純米」思い切り山廃らしくなく醸した澄み切った山廃美酒 銀座の「あなごや はかりめ」さんには山口県田万川町にある澄川酒造場さんが醸す「東洋美人」がいくつも並んでいましたので、純米系のみ三銘柄を連発でいただくことにして、二杯目にやってきたのがこれです。 「東洋美人 山廃純米」。 東洋美人の山廃は先日、はせがわ酒店のセミナーで'''純米吟醸'''をいただき、6出品酒の中で最も山廃らしくないお上品な味わいに仕上がっていたのが印象的でした。 そのことをあるお酒に詳しい友人に報告すると 「空太郎はわかってないなあ」と諭されてしまったのです。 *************** あのね、せっかく生酛&山廃造りでお酒を醸すんだから、速醸造りとおんなじような味わいになったらつまらないと考える酒蔵も結構いるんだよ。 だから、醸造技術が未熟だからお酒に独特のコクやひっかかりがある、と結論づけたらダメだよ。 むしろ、生酛&山廃造りのお酒は蔵元の方針で、きれいに造るか、あるいは思い切りこってりダサく造るか両極端になる傾向があるんだよ。 *************** うーーむ、なるほど、そうで
銀座穴子専門店にて〓山口「東洋美人 純米 長州山田錦」70%磨きとは思えない品のいい味わい 銀座の「あなごや はかりめ」さんにお邪魔しました。 このお店、その名の通り、穴子料理を得意としており、穴子の刺身から始まって雑炊まで穴子尽くしのコースが人気です。 お酒の品揃えもなかなかのもので、常時20種類以上を取り揃えていらっしゃいます。 今夜はその中から、中国・四国地方のお酒を集中的にいただくことにしました。 まずはこれです。 「東洋美人 純米 長州山田錦 精米七割」。 山口県田万川町にある澄川酒造場さんは、後継者の澄川宜史さんが杜氏になって七シーズン目で、透明感のあるすっきりしたお酒を醸す蔵としての評価を固めつつあります。 このお酒は、地元で取れた山田錦を七割の低精米で醸しています。 いただきます。 うむ、三割しか磨いていないのに、心地よい香りを感じます。含むと適度な大きさの旨味が最初から辛さを伴ってやってきます。 旨味には変な雑味はなく、すきっとした仕上がりです。 辛さとのバランスもよく、しばし楽しんだ後、呑み下すと、奇麗に切れていきます。 70%精米ぐらいだと、むしろ、重い感じの味わ
利き酒プロの解説に感服〓山口「東洋美人 吟醸 山廃仕込み」山廃の先入観を裏切る香りとコクのお酒 都内有力酒販店「はせがわ酒店」の表参道店で開かれたセミナーに懲りずにまた行きました。 しかも、今回のテーマは「生酛&山廃酒」です。 しっかり精米しないと独特のクセとコクと香りのある酒になり、日本酒ビギナーがこれらを呑むと、日本酒をいきなり嫌いになるタイプのお酒が多いのです。 空太郎もこれを「ドンくさいコク」と呼んでいます。 はっきりいって、冷酒で呑み続けるのはちょっと、です。 酒蔵さんもそれを承知しており、多くが「お燗してどうぞ」とプレゼンしていらっしゃいます。 そんなお酒のセミナーにいけば、またまた、「ゲーーッ」というお酒のオンパレードで、前回の'''辛口地獄'''に続く地獄が待っているというのに、怖いもの見たさで来てしまいました。 生徒は5人。 講師ははせがわ酒店西麻布店の店長であるEKさんでした。 生酛&山廃についての簡単なお勉強をした後、早速、本日の6種類のお酒が並べられ、試飲の開始です。 まずはこれです。 「東洋美人 吟醸 山廃仕込」。 山口県田万川町の澄川酒造場さ
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